キャンピングカーでの北海道旅 2018年6月~7月 10日間の旅記録
日 付 | 行 程 | 距 離 | 宿 泊 |
6月25日 | 流山市自宅~大洗フェリーターミナルへ | 131km | フェリー「さんふらわー さっぽろ」船内 |
6月26日 | 苫小牧フェリーターミナル~むかわ四季の館 | 50km | 道の駅「むかわ四季の館」 |
6月27日 | むかわ四季の館~富良野~道の駅「南ふらの」 | 202km | 道の駅「南ふらの」 |
6月28日 | 南ふらの~帯広空港~道の駅「阿寒丹頂の里」 | 226km | 道の駅「阿寒丹頂の里」 |
6月29日 | 道の駅「阿寒丹頂の里」~釧路 | 40km | 釧路河畔駐車場 |
6月30日 | 釧路~知床半島~網走 | 280km | 道の駅「流氷街道網走」 |
7月1日 | 網走~サロマ湖~浜頓別キャンプ場 | 286km | 浜頓別キャンプ場 |
7月2日 | 浜頓別キャンプ場~稚内~道の駅「風Wとままえ」 | 256km | 道の駅「風Wとままえ」 |
7月3日 | 道の駅「風Wとままえ」~旭川~小樽港~新潟港 | 307km | フェリー「らべんだあ」船内 |
7月4日 | 新潟~流山自宅 | 357km |
6月25日 流山自宅~大洗フェリーターミナルへ
自宅を出発、大洗フェリーターミナルに向かう。
大洗には明太子の「かねふく」がある。
時間があったので「めんたいパーク」に入ってみる。
フェリー「さんふらわー」午後便に乗船
19:45に出船し、翌日13:30に苫小牧に到着
三井商船フェリー「さんふらわあ」は
総トン数13,800トン、定員590名
車両搭載数 大型トラック154台、乗用車146台の
大型フェリーだ。
9:45に出港
走行距離:131km 宿泊:フェリー「さんふらわー さっぽろ」船内
6月26日 苫小牧フェリーターミナル~むかわ四季の館
翌日も快晴、波もなく快適な船旅だ
船倉には車両がキッチリと並べられている
昼過ぎには苫小牧港に到着
今晩の宿泊地は道の駅「むかわ四季の館」
2008年7月のステップワゴン車中泊の旅でも
ここに宿泊したが、温泉施設もあり快適だ
走行距離:50km 宿泊:道の駅「むかわ四季の館」
6月27日 むかわ四季の館~富良野~道の駅「南ふらの」
富良野へ向かう途中、道の駅「自然体感しむかっぷ」に立ち寄る
ここの物産館にはなぜか「ヒグマ缶詰」、「熊の牙・爪」など熊関連がやたら多い
富良野では名物「オムカレー」を食さねばなるまい
私は富良野牛乳とサラダが付いたオーソドックスなオムカレーを選択
全国ご当地カレー「グランプリ」というだけに、美味!
食後、本来の目的地である富良野・美瑛に向かうが、天候はあいにくの雨
富田ファームも雨と肌寒さで、見どころのラベンダー園もさっぱりだ
早々に観光を切り上げて、今夜の宿泊地、道の駅「南ふらの」に到着
車中泊車も少ない
走行距離:202km 宿泊:道の駅「南ふらの」
6月28日 南ふらの~帯広空港~道の駅「阿寒丹頂の里」
今日は奥さんがエアー(ANAのマイル使用)で
帯広まで飛んできて合流する
私は時間に余裕があり、帯広市内で散策
帯広といえば「豚丼」だ
下調べしておいた「ぱんちょう」で賞味 なかなか美味
その後、帯広空港で奥さんと無事合流
走行距離:226km 宿泊:道の駅「阿寒丹頂の里」
6月29日 道の駅「阿寒丹頂の里」~釧路
出発前にこの日の釧路湿原「ノロッコ号」を予約していた。
ただ、天気はあいにくの雨。
「ノロッコ号」は釧路湿原の中を釧路駅から塘路駅までゆったりと走る。
今回は塘路駅まで送迎付きの昼食付の温泉も予約していた。
夜は釧路名物といわれる釧路港近くの「岸壁炉端」で海鮮を焼きながら夕食。
この釧路川河畔には、トイレ完備の24時間1,650で駐車できる駐車場があり、今夜はここで車中泊。
走行距離:226km
6月30日 釧路~知床半島~網走
釧路から一路、知床半島「羅臼」に向かう。
道の駅「知床・らうす」の「知床食堂」には名物「黒ハモ丼」や「時鮭定食」があるのだが、
まだ準備中だった。
知床半島を横断し、知床五胡に行く。
ここは5つ湖(沼)、野生動物を見ながら散策できる地上遊歩道(木製柵付き)がある。
この時期はヒグマ活動期でもあり、地表の散策
ツアーはガイドに案内されることとなる。湖の周囲にはエゾシカがのんびり過ごしていた。
この日は天候よく、羅臼岳など知床連山が眺望できた。
知床半島を横断し、ウトロに出る。
道の駅「うとろ・シリエトク」にて昼食。
煮魚定食をいただく。
「オシンコシンの滝」を経て、その夜は道の駅「流氷街道網走」にて車中泊。
夜は目星を付け予約しておいた居酒屋「蒸気船」にて海鮮を堪能した。
走行距離:280km
7月1日 網走~サロマ湖~浜頓別キャンプ場
翌朝からオホーツク海沿いにひた走る。
サロマ湖では、お土産にホタテ貝柱を購入。
今夜の宿泊は、この旅唯一のオートキャンプ場「浜頓別キャンプ場」
目の前には「クッチャロ湖」が一面に広がり、天気が良ければ絶景だが、あいにくの曇り空。
ここはオートキャンプ、テント泊など自由度が高く、利用料金はなんと大人1人¥200だ。
関東ではありえない料金。
キャンプ場のすぐ上には「はまとんべつ温泉ウィング」があり、大人1人¥500
すぐ近くの町中にはスーパーもあり、買出しにも困らない。天気が良ければ数泊したいところだ。
走行距離:286km
7月2日 浜頓別キャンプ場~稚内~道の駅「風Wとままえ」
低気圧接近のせいか翌日も天気は悪い。
天気のせいかテント泊の人はなく、皆さん車中泊かキャンピングカーだ。
クッチャロ湖を出発し宗谷岬への途中、道の駅「さるふつ公園」に立ち寄る。
ここもオホーツク海沿岸で、道の駅から海がよく見える。
温泉施設もあり、設備がよいせいかキャンピングカーが大集合している。
宗谷岬に到着。
探検家、間宮林蔵が樺太へ渡る決意を秘め、はるか樺太を望見している立像がある。
よほど日本最北端を意識してか、食堂の名前も「最北端」だ。
こちらは「ノシャップ岬」。
宗谷岬と違い、店も何もない。あるのはイルカの像のみ。
稚内港北防波堤ドーム。古代ローマ建築を思わせる造りで、北海道遺産に選定されているとのこと。
稚内から奥さんはマイレージを使ってANAで帰るとのことで、稚内空港へ送る。
再び一人旅となり、沿岸沿いに旭川方面に向かう。
学生だろうか自転車旅の青年が走っている。
低気圧接近で雨が降り出し、風も強くなってきた。自転車青年はつらいだろう。
今夜は道の駅「風Wとままえ」まで走り、車中泊。
走行距離:256km
7月3日 道の駅「風Wとままえ」~旭川~小樽港~新潟港
今回の北海道旅行で、どうしても外せないどころの1つが旭川「旭山動物園」。
低気圧と台風が近づく中、開門と同時に動物園に到着。
事前に調べたところでは、北海道でも超人気スポットの一つなので混雑は間違いなしとのこと。
天候が悪く平日であったので、すんなりと駐車場に入ることができた。入園料も820円と安い。
マダガスカル島南部に生息する
「ワオキツネザル」
シマフクロウ
「もうじゅう館」
左は「エゾヒグマ」
ペンギン館は人気があり、地上ではちょうど餌やりタイムで、人が集まっている
旭山動物園のすごいところは、ペンギンなどを地上から見たり地下から水槽越しに見たりできるところだ。
水族館より廉価で、水中の生態を見ることができる。
水中を自由に泳ぎ回る
「ゴマアザラシ」
「キリン」の顔をこれほど間近に見れるのは、あまりないと思う。
「カバ」をこんなに間近で水中から見れる
動物園も少ないと思う。
本来であれば1日をフルに使って「旭山動物園」を堪能したいところであるが、
北からは低気圧、南からは台風が近づいており、小樽から乗船予定の新潟行きフェリーが
欠航の可能性があり、予定を1日早めることにし、フェリーを1日繰り上げて予約しなおした。
その結果、今日17:00小樽発のフェリーに間に合わすため、「旭山動物園」見学を
2時間弱で切り上げることとした。天気が悪いこともあり、次回に楽しみを取っておく。
旭川でのもう一つの楽しみは「旭川ラーメン」
道の駅「旭川」に12:00過ぎに到着。
旭川ラーメンの店はいくつか入っているが、今回は「梅光軒」を選択。
ここは私の好きな「醤油ラーメン」の店だ。ラーメンは期待どおり、おいしかった。
「旭川ラーメン」満足し、一路小樽に向かう。
しかし、低気圧により降り続く雨で、石狩川は増水、国道沿いは氾濫寸前だ。
何とか無事に16:00過ぎに小樽フェリーターミナルに到着。
近くのスーパーで食料・飲料を調達し、早速乗船する
フェリーは定刻通り17:00に出港。 さらば北海道!
このフェリーも船内設備は充実している。
風呂もあり、レストランも充実している。
船内案内はロボット「ペッパー君」がしてくれる
が、しばらくしていってみると「体調不良のため、お休み中
走行距離:307km
7月4日 新潟~流山自宅
悪天候の影響は全くなく、翌朝の海もナギだ。
デッキでビールを飲みながらの船旅も悪くない。今回は午前到着なのでパス。
午前9時過ぎには新潟港に到着。
いつもなら途中の湯西川あたりで一泊して帰るのだが、
今回は自宅までの360kmを途中泊なしで帰るので、下船後すぐに出発した。
夕刻に自宅に無事到着。