車中泊の部屋

「車中泊ひとり旅」の車両と装備です
ベース車両(といっても特に車両の改造はしていません)はステップワゴンです

☆ベッド

シートの2・3列目をフラットにします
ベッドは90cm×180cmベニヤ板に
低反発ウレタンを張り、シーツでカバーしました
シートにベッドを固定しシェラフを敷けば
快適なベッドになります

後部には棚を作り、
釣り兼用のクーラー、カセットコンロ、
調理用品、食料を収納

ベルチェ素子を使った簡易保冷庫を購入して
みましたが、能力がイマイチなので予備用です

☆電源設備

車中泊では夜間の照明用、パソコン電源、携帯電話の充電、保冷庫の電源などで、100V電源はほぼ必須といえます

インバータ変換器(直流12V→交流100V)と予備バッテリー(走行時に充電)で100V電源を確保。走行時・駐車時の電源切替がワンタッチでできるSWボックスがあると便利

プライバシー確保、遮光、保温(北海道は7月でも夜間は10℃位まで気温が下がる)対策

スポンジのレジャーマットをカットし、テープで縁取りしてシェードを自作

☆車中泊時

他の車も同様な対策をしている

2008年7月 流山~青森~北海道~新潟~流山、10泊、2940km車中泊旅行記録

日 付行  程走行距離宿  泊
7月13日流山市自宅を出発393km道の駅「七が宿」
7月14日七が宿~盛岡258kmパシフィックホテル盛岡
7月15日盛岡~青森~森町262km道の駅「YOU・遊・もり」
7月16日森町~苫小牧323km道の駅「むかわ・四季の館」
7月17日苫小牧~旭川273km道の駅「あさひかわ」
7月18日旭川~網走299km民宿「ランプ」
7月19日網走~摩周湖248km道の駅「摩周温泉」
7月20日摩周湖~大樹町262km道の駅「コスモール大樹」
7月21日大樹町~苫小牧288kmフェリー「しらかば」
7月22日苫小牧~新潟 夜釣り
7月23日新潟~流山自宅332km 

7月13日 流山市自宅を出発

自宅を出発後、東北道を一直線に北上。
お昼は眺めのよい所でいただこうと
郡山から少し脇道に入り、三春湖に立ち寄り
途中で買ったお弁当でお昼。
天気も快晴で、気持ちいい!

福島を過ぎたあたりから山側に入り
七が宿ダムへ

道の駅「七が宿」
当初、ここでの宿泊を予定していたが
夜は売店も閉まり、食事処もなく
ライダーがうるさそうなので
宿泊場所は先にすることに決定

北上し寒河江市近くの大江町に
温泉のある道の駅を発見。

本日の宿はここで温泉に入って
車中泊で決定。

7月14日 七が宿~盛岡

翌朝、盛岡へ向かって出発

山形のFreeWay(無料)

盛岡で懐かしい方と再会

7月15日 盛岡~青森~森町

翌日、十和田湖に立ち寄り、青森へ

青森フェリーターミナル

\17,000出して乗ったフェリーはまるで貨物船
がっかりです

函館に上陸

夕方、市内の昭和温泉に入る
新しくて清潔
これで\390は満足です

この日は森町の道の駅「YOU・遊・もり」で車中泊

7月16日 森町~苫小牧

翌朝、
小樽へ向かう途中の余市(フルーツの街)で
さくらんぼを購入

小樽到着

街外れの市場内「味さき」の「三色丼」をお昼に
三色丼はなぜかウニ抜きの二色丼だったが
埋め合わせに色々サービスが出てきて、
まあいいか!

小樽ガラスの店「北一硝子」

小樽運河

夕刻、苫小牧到着
この日の宿泊予定は、道の駅「むかわ四季の館」

ここは温泉、ホテルも完備
温泉は入湯料\500

前夜、森町の道の駅「YOU・遊・もり」で
お会いした世田谷から来られた佐原さんと再会

7月17日 苫小牧~旭川

翌朝、苫小牧を出発

富良野へ向かう高速「日高道」は
現在、通行料無料

富良野到着

「北の国から」にも出てくる
JR「布部駅」

富良野市街から10km程の「麓郷」

「北の国から」のセットが展示してある

五郎が最初に住んだ廃屋

「石の家」

丘の上からの眺め

この日は曇りで、イマイチ

富良野「ラベンダーファーム」

上からラベンダー、カスミ草、ポピー

富良野はカレーショップが多い
これは富良野駅近くの「唯我独尊」の
自家製ソーセージのカレー

昼前11時でも満席

カレーはルーが少なめだが、うまい!

カレー屋「唯我独尊」

店内に修行生の案内チラシあり
欧州からと思われる修行中?の女性

「北の国から」で宮沢りえが五郎(田中邦衛)と
一緒に入って有名になった混浴温泉「吹上の湯」(無料)

45℃あり、熱くて入るのが一苦労です

この日は旭川で泊まり

道の駅「あさひかわ」

7月18日 旭川~網走

旭川を出発、紋別へ

北海道ではよくある
どこまでも直線道路

☆紋別

オホーツク海に到達

☆紋別の魚屋

ホタテ、ホッケなどを購入、自宅へ送る

☆サロマ湖付近

何回か見かけた「自転車一人旅」

☆サロマ湖畔

レストハウスで食べた「華湖丼」
ホタテたっぷりでした

サロマ湖のレストハウス横で売っていた
サロマ湖特産という「北海しまえび」

赤いのはボイル済み、
黒いのは生の冷凍(刺身用)

「しまえび」、生の冷凍はここからしか送れないし
「味には自信がある」というオジサン
写真を撮ろうとすると遠慮して後ろに下がってしまった

☆網走に到着

民宿のおじさんに紹介してもらった居酒屋「いしざわ」
何の変哲も無い店なのですが・・・

☆網走「いしざわ」

まだ時間が早かったのか、
元魚屋というオヤジさんは一服中
味には自信があるのか「お口に合わなければ・・・」

☆網走「いしざわ」

ここで幻?の「いばらがに」に出会う
タラバに似ているが、味はこちらの方が濃いとのこと
夢中になって食べている人はここの常連の
北海道新聞記者との事

家に送った「いばらがに」

約2.5kg、\2,000(送料\1,000)は絶対に安い

「いしざわ」の最後は「うに丼」締めました

7月19日 網走~摩周湖

☆知床

翌朝、知床ウトロへの途中
「オシンコシン」の滝

☆知床・ウトロ

「知床世界遺産クルーズ」に乗り込む
あいにくの悪天候と霧で知床岬までは無理との事

☆知床クルーズ

滝「男の涙」
(岬の影になっていて近づかないと見えないのが
名前の由来)

          「カムイワッカの滝」
            後方は「硫黄滝」

悪天候のため、知床岬先端まで1/3くらいの
「ルシャ」で折り返し
海岸にヒグマ発見

天候がよければ先端まで行けたのに、残念!

☆屈斜路湖「砂湯」

湖畔の砂を掘ればお湯が出てくる
足湯としてならなんとか使えるが、
全身浸るのはちょっと無理か?

☆屈斜路湖「池の湯」

湯温、ロケーションともに良いのだが
管理されていないのでお湯が汚く
入浴は断念

☆屈斜路湖「コタンの湯」

湯温、清潔度、設備も良

混浴、露天、無料で眺めも抜群です
真ん中の岩は男湯と女湯の仕切りか?
若いオニイサンと混浴でした

☆屈斜路湖:道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」

おみやげやさんでクマ毛皮発見!
値段は\750,000
オス:3~4歳
性格:今ではすっかり癒し系
とのこと

7月20日 摩周湖~大樹町

☆霧の摩周湖

ふもとでは晴れていたので
もしやと思って登ってみましたが
やっぱり霧で何も見えず

☆釧路湿原

コッタロ展望台より「コッタロ湖」を望む

☆釧路

JR釧路駅より1日2便の観光列車「ノロッコ号」
釧路湿原の中を塘路まで往復する

「ノロッコ号」内
天井にはヌイグルミ
客は本州からの観光客が多いようだ

釧路の洪水を防ぐために作られた水門
まだ1度も開けられていない「開かずの水門」

途中の駅はログハウス風

途中の駅はログハウス風

釧路川を下るカヌー
カヌーの川下りは気持ちよさそう!

「ノロッコ号」の終点
塘路駅

釧路駅に戻り、駅近くの「和商市場」
「勝手どんぶり」を試してみました

☆「勝手どんぶり」

最初に好みの量のご飯を買って
その上に乗せる刺し身類を選びます
値段は一皿\100~\200

ごはん(\200)+タコ+イカ+サンマ+サバ
+カニで\750(ちょっと彩りに欠けますが・・・)
お茶はサービスです

☆釧路~十勝

北海道のスーパーにはどこでも「ジンギスカン」
(タレ付肉の冷凍パック)があります
野菜を買って今夜はジンギスカン

☆十勝・忠類

北海道には温泉のある「道の駅」がたくさんある

ここで温泉を利用したのですが、
またもや森町でお会いした方と再会!

ただし、この道の駅は車が多すぎるので
宿泊はパス

☆十勝・大樹

すぐ隣の大樹町へ移動
この「道の駅」はスーパー併設で
食料調達には便利

温泉がないとこうも違う客・車の少なさ
車中泊は私の他には1台のみでした

7月21日 大樹町~苫小牧

北海道最終日、コースは十勝~襟裳岬、
太平洋海岸沿いに苫小牧へ
写真は襟裳岬へ向かう途中の「フンベの滝」

☆黄金道路

襟裳岬へのR336は、巨額の費用がかかったので
黄金道路と呼ばれるそうな
今もそこかしこで補修工事続行中

☆襟裳岬へ

この辺は昆布漁です
車に付いている簡易リフトは
海岸から昆布をためだったのです

☆襟裳岬

案の定、深い霧です

☆襟裳岬歌詞碑

「えりもの・・・は何もない・・・」
確かに何もないところでした

☆昆布で有名な三石

道の駅「みついし」で食べた「つぶそば」
つぶ貝が日本そばの中にたっぷり入っています
あまり日本そばとは合わない気がしました

☆新日高

このあたりは牧場が多い
サラブレッドを育てているのでしょう
縞々の円柱は牧草ロール

☆苫小牧フェリーターミナル

ここから新潟まで乗船したフェリー「しらかば」
青函の貨物船みたいなフェリーとは大違い
総トン数:20,000トン
定員:926名
トラック186台、乗用車80台が積載可能

☆フェリー「しらかば」船内ロビー

レストランはもちろん、ゲームセンター、大浴場もあります

☆私が乗った2等寝台

2等(広間でザコ寝)プラス\1,500ですが
ぐっすり眠れました

7月22日 苫小牧~新潟

☆新潟上陸

フェリーは15:30新潟港着
その足で予約してあった釣り船へ
夜釣りのアジ釣りでしたが、久しぶりによく釣れました
疲れ切った顔にも満足感が・・・

7月23日 新潟~流山自宅

☆AM8:30流山・自宅着

魚の鮮度を保つため、夜を徹して我が家へ
アジの釣果は約50尾、最大38cmでした

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