四国旅行 2022

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                                                   四国旅ルート図 〇印は宿泊地
キャンピングカーでの四国旅  2022年10月 8日間の旅記録
日  付行    程距 離宿  泊
10月 1日(土)流山市自宅~東名神高速「多賀サービスエリア」へ465km多賀サービスエリア
10月 2日(日)多賀サービスエリア~道の駅「みやま公園」309km道の駅「みやま公園」
10月 3日(月)みやま公園~しまなみ海道~カレイ山展望公園165km「カレイ山展望公園キャンプ場」
10月 4日(火)カレイ山展望公園~道の駅「八幡浜みなっと」~RVパーク「虹の森公園まつの」189kmRVパーク「虹の森公園まつの」
10月 5日(水)虹の森公園まつの~道の駅「なぶら土佐佐賀」~道の駅「キラメッセ室戸」232km道の駅「キラメッセ室戸」
10月 6日(木)キラメッセ室戸~室戸岬~道の駅「いたの」168km道の駅「いたの」
10月 7日(金)道の駅・いたの~道の駅・あわじ~東名高速・浜名湖サービスエリア420km浜名湖サービスエリア
10月 8日(土)浜名湖サービスエリア~流山市自宅304km 
 累計走行距離 2,252km 
    

プロローグ

 2019年10月に北陸から山陰をまわり山陽へ横断してから、瀬戸大橋から四国に入り淡路島から本州に戻って帰るキャンピングカー旅行を計画し出かけたが、台風の接近のため姫路あたりで旅行を中断し東名神に上がって帰路に就いた。

 四国旅行は宿題として残していたため、今年は四国に集中した旅行に出ようと計画した。 時期は九月頃とし、暑さも残っていると思い以前から考えていたキャンピングカーへのクーラー設置を旅行前にと思いWebで調べると、車載可能な小型のバッテリー駆動のクーラーがamazonで購入可能なことがわかった。中国製で本体は\54,000だが送料が\24,000、総額\78,000の代物だ。昨年あたりから輸入されているらしく、DIYで車に取付けた方のユーチューブが多数Webに掲載されており、なんとか自分でもできそうだ。以前からキャンピングカーのサブバッテリーの容量不足も懸念されていたので、クーラーの起動時電力の確保もあって、バッテリーをリン酸鉄リチュウムイオンに交換し、9月に約半月かけて電池交換、クーラー取付けを完了させた。

 旅行時期は10月初旬とした。9月後半は毎週のように台風が襲来し大荒れだったが、良い天候が続きそうな10月1日出発とした。四国までの往復は高速を使い、高速上のSAで車中泊、「しまなみ海道」で四国に入り、愛媛から高知、徳島をまわって淡路島から本州に戻る7泊8日旅を計画した。

10月 1日(土) 流山自宅~東名「多賀SA」へ

 早朝に流山自宅を出発したが、久方ぶりの週末晴天の予報で首都高はともかく東名に入ってからも渋滞は続き、海老名SAではお昼ごろ。ここで昼食を取り夕食の弁当も調達と考えていたが、下り線海老名SAは上り線と大違いの店舗数の少なさ。

 思い直して静岡SAまで足を延ばすこととした。「静岡おでん」を売っていたので、それをおかずにここで昼食を取り、今日の車中泊場所に予定していた多賀SAに向かった。ここは琵琶湖に近い彦根市にあり、(利用はしなかったが)シャワーやお風呂もあり、24時間営業の店舗もある便利なSAだ。到着は午後7時ごろとなり「吉野家」と「餃子の王将」のテイクアウトをおかずに一杯やり、就寝した。

 走行距離:465km 宿泊:東名高速SA「多賀」

10月 2日(日) 多賀サービスエリア~道の駅「みやま公園」

多賀SAを8時ごろ出発。

加古川で高速を降り、下道で相生市方面へ。

海辺に面した道の駅「みつ」に到着。

ここでは店内で食材を購入、海を見ながらテーブルでBBQができる。

晴天の日曜でもあり、道の駅は人であふれていた。

「おさふねサービスエリア」で入浴、今日の宿泊場所、道の駅「みやま公園」に到着

道の駅は巨大な自然公園の一角にあり、車も人も少なくガラガラだった。

走行距離:309km 宿泊:道の駅「みやま公園」

10月 3日(月) みやま公園~しまなみ海道~カレイ山展望公園

翌朝、公園内を散策。

レストランやパターゴルフ場あり、イギリス庭園ありで大変気持ちの良い公園だ。

みやま公園を出発し、「瀬戸大橋」がよく見える「鷲羽山展望台」に向かう。

鷲羽山展望台はいくつかの展望地点があるが、車で登れる最高地点のレストハウス脇が非常に眺めがよい。

この日は快晴、写真写りもよい。橋は上下2段になっており、上段は車、下段は鉄道で、電車の走行が眺められた。

坂出側までは霞んでさすがに見えない。

鷲羽山展望台ユーチューブ動画

その後、倉敷、福山を経て尾道から「瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)」に上がる。

昼食は、途中の島「大三島」にある事前に調べた「お食事処・大漁」。評判の店らしく、2時閉店前でも6~7人ほどの客が順番待ちをしていた。私たちはリーズナブルな「海鮮丼」にしたが、ネタがぎっしり詰まっていて、美味。

昼食の後、多田羅大橋傍から「しまなみ海道」に戻り、伯方島を経て大島、「カレイ山展望公園」へ。ここには展望公園内にキャンプ場があり、今日の宿泊場所として予約済みだ。

ここはこの夏8/18にNHKBSで放映された「旅する手作りキャンピングカー」で紹介されていたキャンプ場で、うまくすれば「しまなみ海道」が一望できるサイトにキャンプできるとのことで、出発前に電話予約した所だ。上右の受付場所には若い管理人がいて、気持ちよく応対してくれた。

当日は宿泊者は私達のみ。どこにサイトを取ってもよいとのことで、TVで紹介されていた一番見晴らしの良い場所に陣取る。眼下には「しまなみ海道」が一望だ。

キャンプサイト脇には「村上水軍」を鳥羽一郎が唄った歌碑がある。

キャンプサイト横には大島の全周が見渡せる展望台がある。

瀬戸内に夕暮れが迫り、タープを張って夕食の準備。持参の七輪で焼肉。

日が暮れると明かりもほぼ無いため、真っ暗だ。夕食後はおやすみなさい。

走行距離:165km 宿泊:「カレイ山展望公園キャンプ場」

10月 4日(火) カレイ山展望公園~道の駅「八幡浜みなっと」~RVパーク「虹の森公園まつの」

美しい日の出から今日が始まる。

キャンプ場を出発し、しまなみ海道に上がる前には道の駅「よしうみいきいき館」がある。時間があれば立ち寄りたかったが、パス。

最後の橋を渡り、四国・今治入り。

今治から松山を抜け愛媛県を海岸沿いに走り昼頃、道の駅「八幡浜みなっと」に到着。

「どうや市場」を覗くも、時間帯が昼のせいか品ぞろえは思ったほどではない。

お目当ては昼食の「鯛めし」。さすが瀬戸内の鯛は身がプリプリでおいしかった。

今日の目的地はRVパーク「虹の森公園まつの」だが、その手前で「宇和島城」に立ち寄る。

「宇和島城」が伊達政宗の長男「秀宗」の居城とは初耳だった。

RVパーク「虹の森公園まつの」に到着。

ここは道の駅の併設で、\2,000で2区画の駐車スペース、100V電源、24時間トイレ、ごみ処理付きで、堂々と車中泊が可能だ。近くには温泉、コインランドリー、(ちょっと高めの)スーパーがあり、車中泊には何かと便利。今日はRVパーク利用者は私達のみ。今週の四国は何故かガラ空き状態。

走行距離:189km 宿泊:RVパーク「虹の森公園まつの」

10月 5日(水) 虹の森公園まつの~道の駅「なぶら土佐佐賀」~道の駅「キラメッセ室戸」

ガラ空きのRVパークを出発し、今日の最初の目的地は四万十川の「沈下橋」。

沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のことで、四万十川には数多くの沈下橋がかかっている。

最初に訪れたのは「岩間沈下橋」。ポスターやTVによく登場するのが、この橋らしい。
全長:120.0m 幅員:3.50m、車のすれ違いは無理。
沈下橋を訪れるために通った四万十川沿いの道路は1車線で所々ですれ違いができるように道幅が広げられている。地元の車はなぜか対向車を察知して、そこで待っていてくれる。感謝!!

次に訪れたのは「佐田沈下橋」。川の流れが美しい。四万十川最下流で最長の沈下橋とのこと。もっとも観光客になじみのある沈下橋らしく、近くには広い駐車場、トイレ完備の駐車場がある。
全長:291.6m 幅員:4.2m、車のすれ違いがかろうじてできそう。

沈下橋を見た後は、今日のお楽しみランチ「カツオの藁焼き」を食べに、道の駅「なぶら土佐佐賀」へ。

今まで食べたカツオのたたきとはまるで違う味で、冷凍の藁焼きカツオを購入してきた。

昼食後、土佐市、高知市を通過、室戸岬に向かう。
今日の宿泊場所は室戸岬の手前、道の駅「キラメッセ室戸」。

走行距離:232km 宿泊:道の駅「キラメッセ室戸」

10月 6日(木) キラメッセ室戸~室戸岬~道の駅「いたの」

道の駅「キラメッセ室戸」を出発し、室戸岬に到着。
ここには中岡慎太郎の巨像が立っている。
中岡慎太郎は坂本龍馬とともに活躍し、京都河原町の近江屋で刺客に襲われ、龍馬とともに落命した明治維新の勤王の志士だが、なぜここに銅像があるのか?
調べてみると彼はここ安芸郡の出身で、安芸郡青年団が主体となって建てたのだそうだ。

銅像の裏の斜面には展望台があり登ってみると、津波の避難施設を兼ねた建物だった。
ただ避難所らしき部屋の扉は施錠されていた。不審者の立ち入り防止のためか?いざという時には誰が解錠するのだろうか。

海岸に降りてみると、縦じまの地層があちこちにある。堆積した層が、隆起・傾斜してできたそうだ。

その後、海岸線に沿って徳島に向かう。途中、道の駅「宍喰温泉」に立ち寄る。

「南阿波サンライン」を走るが曇りがちの天気か、それほど爽快な眺めではなかった。

徳島市に入り、お昼を何にしようかと考えたが、「徳島ラーメン」と決定。
ガイドブックから「いのたに」という店を選んだが、ウィークデイの昼過ぎなのに盛況だ。
少し濃いめ味付けの豚バラ肉が入っている。ご飯のおかずにもなる塩加減だ。卵を入れるのを忘れた。
壁には故安倍晋三元首相のサイン。「真実一路」とある。

徳島市を抜け、板野町に昨年開設された道の駅「いたの」に向かう。設備が新しくドッグランも併設され、近くに温泉やスーパーなどがある。今日の宿泊場所だ。

走行距離:168km 宿泊:道の駅「いたの」

10月 7日(金) 道の駅・いたの~道の駅・あわじ~東名高速・浜名湖サービスエリア

道の駅「いたの」はショップも広くて安く、駐車場は広く空いていて快適だった。

足湯や(あるのが気が付かず利用しなかったが)ドッグランも完備されていた。

朝食を済ませ、淡路島へ渡る「大鳴門橋」に遊歩道があり、タイミングが合えば渦潮が見れるということで向かったがあいにくの雨、それも降りが激しいのであきらめて車で橋を渡って淡路島へ。

「淡路島南パーキングエリア」から大鳴門橋をみる。

ここで高速を降りて教えてもらった「赤い屋根」という店でショッピングをすることに。
さすが淡路島、玉ねぎだらけだ。海産物も品ぞろえよく、お土産を仕入れた。

その後、お昼を食べに道の駅「あわじ」へ。お薦めの「鯛のたまごかけご飯」をいただく。
3日前に愛媛の道の駅「八幡浜みなっと」で食べた「鯛めし」は鯛の漬けに卵をかけたものだったが、ここのは白だしで味付けがしてある。ここの鯛の身もプリプリで美味しかった。

食事を済ませ、今度は「明石海峡大橋」に上がり本州側・明石へ。

そのまま「名神」~「東名」へ。ただ途中の大阪府内で高速リニューアル工事でやむなく一時一般道へ。再び高速に上り、この日の車中泊地「浜名湖サービスエリアに着いたのは午後7時を過ぎていた。

走行距離:420km 宿泊:「浜名湖サービスエリア」

10月 8日(土) 浜名湖サービスエリア~流山自宅

朝、目が覚めて車の外を見てびっくり。周りはキャンピングカーでいっぱいだ。それもよく見ると私の車と同じメーカーの「ナッツ」のキャンピングカーだらけ。それも新しいものばかりで、当たり前だが家のが一番古い。
そのうちの一人に聞いてみると、この近くで「ナッツ」がユーザ向けに、オートキャンプ場を貸し切って年1回開催する感謝祭に参加する予定とのことで、400台位が集まるとのこと。私はこの車のセカンドユーザなので、案内は当然頂いていない。

広い草原を浜名湖側に降りて行くと湖畔近くにモニュメントのようなものが…。「恋人の聖地」とあり、鐘までも。私はアニメを見ないので知らないのだが、何かアニメにちなんだものなのか?

気持ちの良い広場でペットの糞専用のごみ箱まで完備していた。

朝食を済ませ、一路我が家への帰途に就いた。途中で「新東名」に渡ったが、走りやすく気持ちの良いドライブができた。途中「海老名SA」で休憩、昼過ぎに自宅に到着した。全走行距離2,252kmの車旅だった。お疲れさま。

走行距離:304km

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