

キャンピングカーでの四国旅 2024年10月 7日間の旅記録
日 付 | 行 程 | 距 離 | 宿 泊 |
10月 20日(日) | 流山市自宅~東名神高速「多賀サービスエリア」へ | 459km | 多賀サービスエリア |
10月 21日(月) | 多賀サービスエリア~彦根城~道の駅「みつ」 | 248km | 道の駅「みつ」 |
10月 22日(火) | みつ~道の駅「瀬戸大橋記念公園」~道の駅「うたづ臨海公園」 | 165km | 道の駅「うたづ臨海公園」 |
10月 23日(水) | うたづ臨海公園~讃岐うどん「がもう」~「父母が浜」~「にこ淵」~道の駅「633美の里」~道の駅「大歩危」 | 184km | 道の駅「大歩危」 |
10月 24日(木) | 大歩危~「かずら橋」~「大歩危川下り」~道の駅「いたの」 | 184km | 道の駅「いたの」 |
10月 25日(金) | いたの~淡路サービスエリア~多賀サービスエリア~浜松サービスエリア | 433km | 浜松サービスエリア |
10月 26日(土) | 浜松サービスエリア~流山市自宅 | 279km | |
累計走行距離 | 1,952km | ||
プロローグ
四国には2022年に訪れている。前回は「しまなみ海道」から四国に入り、海沿いを中心に愛媛、高知、徳島と巡り、淡路から東名に抜けて帰った。今回は「瀬戸大橋」から四国入りすることとし、前回訪れなかった「父母が浜」「にこ淵(仁淀ブルー)」「大歩危・祖谷」などをめぐる計画とした。
今年は夏の暑さが異常で10月に入っても暑い日が続いたため、旅行時期は10月下旬とし、10月20日(日)に出発した。
10月 20日(土) 流山自宅~東名「多賀SA」へ
8:30ころ流山自宅を出発し、常磐道「流山IC」から入り、首都高を抜けて東名に入ったが、思いのほか空いており、順調な滑り出しとなった。
海老名SAで短い休憩を取ったのち浜松SAで昼食とした。
浜松SAは訪れたことがあるのだが、ドッグランが併設されているのは今回初めて気が付いた。


浜松の餃子消費量は「日本一」と聞く。下りSAに「浜北軒」という店があったので、お昼は醤油ラーメンとのセットをいただく。


その後、今夜の宿泊地「多賀サービスエリア」に到着、既に日は落ちていた。このサービスエリアは前回の四国旅でも利用したが、様々な施設が充実している。
今晩のつまみの選択は「近江牛のカップライス」とパリパリ感が絶妙な「手羽先」(右写真右端)だ。
走行距離:459km 宿泊:東名高速SA「多賀」
10月 21日(月) 多賀サービスエリア~彦根城~道の駅「みつ」
今日は今回の旅のメインの1つ彦根城を観光する。
彦根城は徳川家の家臣、井伊家が城主であり、井伊直正が拝領し築城したとのこと。彦根城天守は日本に5つある国宝天守の1つであり、大変美しいと聞く。
二の丸には桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の生誕の碑がある。
平日なので空いているだろうと表門に近い駐車場に開門の8:30に合わせて向かったが、既に駐車場には多くの車がおり、少し遅ければキャンピングカーに最適なスペースは埋まっていたかもしれない。
表門から入り、石段を上ると「天秤櫓」(廊下橋で戦時には落とすと言われる)が見えてくる。
本丸に向かって石垣に沿って登っていくと、鐘の音が聞こえ、時を知らせる「時報鐘」があった。「日本の音風景百選」に選ばれているという。
本丸の正面には美しい天守がある。天守へ入る。上り階段は非常な急勾配で場所によっては梯子に近い。
窓からは琵琶湖や彦根の街が一望だ。


本丸の奥には西の丸が配置されており、その「三重櫓」は搦め手を見下ろす位置に設けられ平時には琵琶湖を監視する役目もあったとのこと。西の丸には井伊直弼生誕の地の碑もある。
「黒門」から内堀をわたり、「玄宮園」入る。玄宮園は下屋敷である槻御殿に伴う後園として江戸時代前期に作庭された大規模な池泉回遊式庭園。中央に掘られた池泉には大小4つの中島が築かれ、さまざまな形式の橋が架けられて自由な回遊性を確保し、庭園内の景観ともなっている。
庭園からは天守閣も望める。
駐車場に戻ると、案の定満車、門の前には観光人力車が客待ちをしていた。
その後、道の駅でサービスランチの昼食をいただき、今日の宿泊場所、道の駅「みつ」へ向かった。
走行距離:248km 宿泊:道の駅「みつ」
10月 22日(火) みつ~道の駅「瀬戸大橋記念公園」~道の駅「うたづ臨海公園」
道の駅「みつ」は理由がよくわからないのだが、営業時間が終わる18:00から翌朝まではメインの駐車場を閉鎖してしまう。ただトイレは24h使用可能だ。また、道の駅脇の駐車場は開放しており車中泊が可能だ。私らの他に3台位の車中拍車がいた。
ここは海岸線に面した高台。朝日が美しい。
道の駅「みつ」を出発。岡山方面に国道を走り、児島ICから瀬戸大橋を渡り、四国に入る。
途中で与島のパーキングエリアに立ち寄る。瀬戸大橋は上段に高速道路、下段に鉄道の2段になっている。ちょうど電車が橋を渡っていた。
四国側の宇多津までは結構な距離がある。
お昼は「さぬきうどん」。セルフ形式の店がパーキングエリアに入っていた。オーソドックスな「きつねうどん」。
四国側に渡り終え高速を降りて瀬戸内海側に向かうと、道の駅「瀬戸大橋記念公園」がある。
公園の中に「瀬戸大橋記念館」があり、無料なのでちょっと中に入ってみる。中は瀬戸大橋建設に関した博物館的展示や土産物屋がある。
ここは近くにショッピングなどの施設がなく、車中泊には不向きなので、立ち寄り湯で入浴後、「イオンタウン宇多津」で夕食材料を仕入れ、もう少し街中に近い道の駅「うたづ臨海公園」での車中泊とした。
走行距離:165km 宿泊:「宇多津臨海公園」
10月23日(火) うたづ臨海公園~讃岐うどん「がもう」~「父母が浜」~「にこ淵」~道の駅「633美の里」~道の駅「大歩危」
ここは昨日の「瀬戸大橋記念公園」より少し内陸に入っているので、瀬戸大橋は遠くに見える。


昨日は遅い時間に着き、今日は朝7時過ぎに出発の予定だったので詳しくはわからないが、「入浜式」の復元塩田や釜屋の展示があり、近くには130mの展望台もあるゴールドタワーもある。また道の駅に隣接した立派な水族館もあった。




今回の四国旅では2年前の前回ではなぜか食べなかった「さぬきうどん」を食べるのも1つの目的だ。
旅行ガイドで事前に調べた近くのうどん屋「がもう うどん」に朝食を食べに行く。8:30開店とのことなので、ちょっと早めの8:00に行くともう10人近くの客が並んでいるのにはびっくり。
こちらではオーソドックスなセルフ形式、値段はうどん1玉\180、天ぷら1つ\120なので、私が食べた「ちくわ天、海老天」トッピングでも¥420と驚きの安さだ。味は讃岐うどんらしいさっぱり系、うどんのコシは私の私見では丸亀製麺の方があるかな?という感じ。ともかく美味しかったのは間違いない。(与島PAで食べたのは観光客向け?)
日本のウニユ塩湖?と言われる「父母が浜」に向かう。あいにくの「干潮」でもなく「夕暮」でもなかったが、美しい遠浅の浜だ。せっかくなのでドローンを飛ばせてみた。
その後、仁淀ブルーを見に「にこ淵」へと向かう。
今回初めて使用したアクションカメラGoProで水中を撮影したが、確かに透明度は抜群だった。
今晩の宿泊予定地、道の駅「633美の里」(「むささびのさと」と読ませるらしい)に向かう。



「仁淀ブルー国際写真コンテスト」、賞金はなんと100万円とある。
夕刻、車中泊の準備をしかけていると、道の駅の係員の方が話しかけてこられて、「ここにお泊りですか?」「はい」と答えると、「最近夜中に暴走族が集結して危険です。ここは山ですから警察も連絡して来るまで30分以上かかります」とのこと。
急いで出発し次の予定地に向かい、道の駅「大歩危」での車中泊となった。
走行距離:184km 宿泊:道の駅「大歩危」
10月 24日(木) 大歩危~「かずら橋」~「大歩危川下り」~道の駅「いたの」
道の駅「大歩危」から「かずら橋」に向かう。朝早いので有料の駐車場は無人(帰りに料金を払う)。
橋は踏板の間隔が広くけっこう揺れるので怖い。一方通行になっており通行料は\550。すぐわきにある通常の橋で同じように対岸に渡ることができる。安全のためかずらの芯はワイヤーらしい。
道の駅「大歩危」へ戻る。昨晩ここに着いた時は暗くて何も見えなかったが、道の駅から吉野川を見下ろすと絶景だ。
道の駅近くから「大歩危遊覧船」が出ているらしいので、乗ることにした。
Ⅴ字谷の吉野川を変成岩を間近に見ながら船は進んでゆく。
折り返し地点から先はラフティングの場所になっているらしく、ゴムボートが浮かんでいた。私たちの後から遊覧船は次々出ているらしく、帰途では何艘もすれ違う。


私たちはちょうどよい時刻に船に乗ったらしい。戻ってみると平日にもかかわらず観光客(外国人?)が大勢船待ちをしている。
その後、道の駅「三野」で昼食。「うなぎがお得に楽しめます」の文句に釣られて「うな丼」を食べたが、厚みがあり柔らかく「お得」でした。今日の宿泊場所は前回の四国旅でも泊り、良かった道の駅「いたの」だ。
走行距離:184km 宿泊:道の駅「いたの」
10月25日(金) いたの~淡路サービスエリア~多賀サービスエリア~浜松サービスエリア


道の駅「いたの」は新しく快適だ。ドッグランも備わっている。
淡路島への「鳴門海峡大橋」、「淡路SA」、「神戸への明石海峡大橋」のビデオ。
淡路島の「室津PA」からは遠くに本州が望める。


淡路SAには「明石海峡大橋」に使用されている直径1m以上のケーブルが展示されている。
この日は天気にも恵まれ、橋の全景が美しい。


最後の車中泊地は「浜松サービスエリア」。ここのフードコートはメニューも多い。名物「静岡おでん」もある。
走行距離:433km 宿泊:浜松サービスエリア
10月24日(土) 浜松サービスエリア~流山市自宅
前回と同様に「新東名」で帰った。
正面には遠く富士山が見える。走りやすく気持ちの良いドライブができた。途中「海老名SA」で休憩、昼過ぎに自宅に到着した。全走行距離1,952kmの車旅だった。お疲れさま。
走行距離:279km