キャンピングカーでの北陸旅 2023年10月 7日間の旅記録
10月15日(日) 自宅~前橋IC~赤城高原SA
自宅を出発、関越自動車道「前橋IC」に向かう。晴天に恵まれ、日曜日の午前中だが下り方向のせいか道は空いており、素晴らしいドライブ日和だ。
今回は往路の初日と復路の最終日は高速道を利用し休日割引を生かそうと、日曜日出発、土曜日帰宅の7日間を計画した。
初日は少し遅めの時刻に出発し、関越道・前橋ICから高速に入り、赤城高原サービスエリアで車中泊とした。
走行距離:141km 宿泊:赤城高原SA
10月16日(月) 赤城高原SA~小千谷IC~道の駅「koko黒部」
翌日も快晴、朝になって気が付いたが、赤城高原SAは周囲に広い広場があり、「りん」の散歩には快適な場所だった。前日は着いたのが日没後だったので分からなかった。
8時30分頃SAを出発し、「小千谷IC」で高速を降り、柏崎で日本海沿いに出る。
お昼ごろになり、道の駅「能生」に寄る。
ここでは以前の北陸旅でカニを購入し自宅に送ったが今回は見送った。
昼食は刺身定食にした。漁港も近いせいか刺身は新鮮で美味だった。
その後日本海沿いにひたすら西へと向かった。
午後2時過ぎには今日の宿泊場所に予定している道の駅「koko黒部」に到着。
この道の駅は2022年4月にオープンしたばかりで施設も新しく広い。隣接してスーパーもあり、食材調達も楽だ。車で10分ほどの距離に温泉施設もある。
この日は雲がかかっていてあまりよく見えなかったが、晴れていれば右の写真のように北アルプスの山々がよく見えるとのこと。
子供向けの遊具や広場もあり、ファミリーにも楽しめそうな道の駅だ。
右写真は隣接地に建設中のコンテナを利用したホテル施設とのこと。
スーパーで食材調達のあと、温泉で体を流し道の駅に戻ると、激しい豪雨。
道の駅内のショップを覗くと、「おやじの手作り」と銘打ったますの寿司があったので調達し、早々に車内へ戻る。
走行距離:276km 宿泊:道の駅「koko黒部」
10月17日(火) 道の駅「koko黒部」~富山~RVパーク「飛騨まんが王国」
翌朝、道の駅「koko黒部」を出発し、富山市内に向かう。天気は快晴だ。
富山では市営墓地の墓を管理をお願いしている親戚と共に参拝。その後市内に戻って土産のます寿司を購入、送付し、今日の宿泊場所のRVパークに向かう。
予約しているRVパークは富山市内から北に飛騨方面に約50km行った山中にある。
「飛騨まんが王国」という変わった名のRVパークだが、多分元はスキー場ゲレンデではないかと思う。
100V電源込みで利用料金は\1,000、しかも施設内の温泉は一人\500と格安だ。この日は他の利用客は1台のみだった。
駐車スペース脇には「癒し水」という地下伏流水の井戸水があり、自由に利用できる。
カフェテリアとあるが営業していない。建物の反対側は正にスキー場ゲレンデ。
施設内には「まんが図書館」があり、新旧4万冊のまんが本が読めるらしい。
周りの灯りはほとんどないので、夜中は満天の星が眺められた。
走行距離:96km 宿泊:RVパーク「飛騨まんが王国」
10月18日(水) RVパーク「飛騨まんが王国」~道の駅「白川郷」~ホワイトロード~道の駅「ななもり清見」
翌朝、白川郷に向けて山中を走る。
昼前に道の駅「白川郷」に到着。駐車場はほぼ満車状態だ。
ここには「合掌ミュージアム」という合掌造りの展示が見られるという事で期待していたのだが、今日はこの地域の例祭という事で、道の駅を含めて多くの商店が休業。「合掌ミュージアム」も見れず残念。
ともかく先ずはお昼を食べようと少し走るが店はみな休業。1軒だけ蕎麦屋が開いていたが「本日休業」の看板。ただ、覗くと客がいる。訊いてみると少し待つけどOKとのこと、ここに決めた。
メニューは「もりそば」と「かけそば」のみ。私たちは「もりそば」を食べた。大変良いそばだった。
天気も最高なので「白川郷ホワイトロード」に向かう。全長20数キロの岐阜側と石川側を結ぶ有料道路で、紅葉シーズンには滝と共に絶景が見られるという。以前にも来たことはあるのだが、紅葉は今一つだった。今日は期待できそうだ。
ホワイトロードに入ってしばらく行くと、以前はなかった展望台がある。絶景だ。
展望台には巨大なブランコがあり、スリル満点らしい。望遠で白川郷の合掌造りも見える。
三方岩駐車場。なかなかの紅葉だ。
ふくべの大滝
ここを降りて行くと「親谷の湯」という露天風呂があるとのことだったが、距離と時間が厳しくやむなくパス。
石川側手前で岐阜側に戻る。(料金が片道となる)
ユーチューブ動画はこちら ⇩
宿泊は当初は「白川郷」の予定だったが、例祭で店が休みの事もあり、少し先の道の駅「ななもり清見」とした。駐車スペースも広く、空いていたので正解だったと思う。
走行距離:213km 宿泊:道の駅「ななもり清見」
10月19日(木) 道の駅「ななもり清見」~道の駅「三岳」
ここから木曽路に向かうが、「飛騨牛」扱っているスーパーを検索したところ、この「BOSS FOODS」が良さそうなので立ち寄ることにした。
総菜なども充実しており、正解だった。
高山市内を抜けて、木曽福島方面に向かう。
この木曽福島に抜け、木曽路のルートは道の駅が数多くある。
まず立ち寄ったのは「飛騨街道なぎさ」。
この時期はりんごが豊富に出回っている。
次に立ち寄ったのは「加子母」。読みは「かしも」
右は「クロカワ」という初めて見るキノコだ。それなりの値段。
次は「花街道付知」、ツケチとはなかなか読めない。
なぜかカモシカのはく製が・・・
ここは「栗きんとん」「栗カステラ」といま時期の栗の菓子。
しばらく走ると木曽川に出る。
木曽福島の街中に入り、「蔦屋」という温泉旅館に立ち寄る。ここは老舗の旅館らしく館内も素晴らしい。何よりも日帰り入浴が\600と安いのがうれしい。午後4時前の宿泊客のチェックイン・ピーク前とタイミングが良かったのか、お風呂も私の他は1人だった。気持ちの良いお風呂でした。
私たちと入れ替わりに外国人観光客がチェックインしてきた。
今日の宿泊場所は、当初は道の駅「木曽福島」の予定だったが、木曽街道に面し交通量が多く、駐車場も傾斜があったので、街道から数キロ入った別の道の駅「三岳」にした。新しく静かで、替えて正解だった。
走行距離:161km 宿泊:道の駅「三岳」
10月20日(金) 道の駅「三岳」~道の駅「なるさわ」
翌朝、木曽路をさらに進み、道の駅「木曽駒高原」
この季節に「いちご」、この季節ならではの「松茸ご飯」、松茸は産地と言えどもこの値段!
次の道の駅は「木曽川源流の里きそむら」。
ここでも「松茸」。おいしそうな「おやき」もある。
次の道の駅は「奈良井木曽の大橋」。総桧作りの太鼓橋だ。
「木曽の大橋」のすぐ先には「木曽ならかわ」。
ここには見事な漆製品があり、値段も見事だ。
ここで木曽路から離れ、甲斐路に入る。
富士を目指してひたすら走ると、やがて正面に富士山が見えてくる。
富士山に近付くと精進湖が現れる。
今日の車中泊場所、道の駅「なるさわ」に到着。金曜日という事で混雑を心配したが、ここは駐車場が広く、混雑はない。
以前に訪れた時に車中泊禁止的な看板があり、宿泊できず嫌な思いをした事があったが、今は見当たらない。
走行距離:173km 宿泊:道の駅「なるさわ」
10月21日(土) 道の駅「なるさわ」~大月IC~自宅
翌朝になると駐車台数はずいぶん多くなっていた。土曜日で天気も良く、早朝から出かけてきた車らしい。第1駐車場の裏に廻ると、広大な芝生広場があり、富士の眺めも素晴らしい。
山頂は冠雪している。
朝食後、中央自動車道「大月IC」に向かう。途中、河口湖畔の道の駅「かつやま」に立ち寄る。
大月ICの手前に道の駅「つる」があり、この脇にリニア新幹線の実験線がありリニア実験車両の通過が見学できる。
大月ICから高速に乗り、下り車線は大渋滞だったが、上り車線は大した渋滞もなく、昼過ぎには自宅に到着した。
お疲れさまでした!
走行距離:155km