2015年5月27日~6月3日の8日間、スイス旅行の記録です
プロローグ
昨年6月に個人手配で2回目のアラスカ旅行へ行ったが、マッキンリーを間近で見ることが叶わず、そのリベンジのため再度アラスカ旅行を計画していた。でも山と鉄道であれば「スイス」があるじゃないかと気がついた。
スイスは(20年以上前に仕事がらみの旅行でユングフラウヨッホ、スフィンクス展望台に行った微かな記憶はあるものの)ほぼ初めてなので、ツアーで行くことにした。また、昨年は飼い犬が心配で1人旅にしたのだが、今回は夫婦旅行で考えた。WEBで見ると様々なスイスツアーがあり、当たり前だが内容や時期によって20万から50万(上を見ればきりがないが)のツアー代金だ。
今回の旅行ツアーの選定ポイントは、
・スイスの明峰(マッターホルン、ユングフラウ、スイスではないがモンブラン)を近くで見る
・スイスの鉄道を見たり乗ったりする
・できれば日系の航空会社を使った5月下旬か6月上旬のツアー
絞り込んで最終的に決めたのは、ANAでミュンヘン往復、5月27日出発の8日間のツアーだ。
行程は羽田→ミュンヘン→マイエンフェルト(泊)→ディアボレッツア展望台→サンモリッツ(泊)→サースフェー→ツェルマット(2泊)→ゴルナーグラート展望台→シャモニー→エギーユ・ドウ・ミディ展望台→グリンデルワルト(泊)→ユングフラウヨッホ、スフィンクス展望台→バーゼル(泊)→ザンクトガレン→ミュンヘン→羽田だ。チューリッヒやベルン等の都市は行かないが、スイスをほぼ一周し、主だった展望台を網羅、天気さえよければ、ベルニナ・アルプス、マッターホルン、モンブラン、アイガー、メンヒ、ユングフラウなどの山々が見られる。鉄道もサンモリッツからのベルニナ・エクスプレス、ツェルマットからのゴルナーグラート登山鉄道、グリンデルワルトからのユングフラウ登山鉄道などへの乗車がある。ホテルもほとんどスーペリア以上でツェルマット2泊もフリ-タイムや朝焼けマッターホルンを望むチャンスが多くてGoodだ。
3月にツアーを申込み、webや本等で情報を収集し5月の出発の日を迎えた。
1日目 2015年5月27日 羽田からミュンヘンへ
羽田からミュンヘンまでは約12時間のフライトだ。久しぶりの長時間フライト。以前のイタリア旅行では長時間飛行の苦痛もあってビジネスクラスのツアーを選んだくらいだ。ANAは24時間前からWebチェックインで座席の予約・変更ができるので、良い席が空いていれば移ろうと考えていた。旅行社からは一応並び席が確保できているとの連絡があったのだが、前日にWebチェックインにて確認するとエコノミー中央部の右側、通路側から並びが取れていた。通路側だからそれでも良いのだが、空き席を見ると、なんとプレミアムエコノミーのすぐ後ろ席ががら空き。即座にエコノミー最前列に移動した。
B-787のANA便のエコノミーは3・3・3の席配置、前後の間隔34inピッチと以前よりゆったりしたとの事だが、リクライニングは簡易リクライニング(せり出し式)なので、前後が広くないと苦しい。最前列は前のプレミアムエコノミーとの仕切り壁までが広く、足を充分に伸ばせる。移動は正解だった。ただ、モニターとテーブルは肘掛への格納式で、肘掛は上に上げれないが、そこはガマン。私の隣の窓側席には英国在住のカナダ人だったが、礼儀正しくおとなしくてよかった。 前部のプレミアムエコノミーは2・2・2並び8席なので席幅は広いが食事はエコノミーと同じ。前を見ると満席だ。今回のツアーではプラス15万だった。
機内食は和食をチョイス。しばらく日本食とはお別れなので、味わいながらいただいた。
ミュンヘンまで映画を見たり、そこそこ良く眠れて、12時間も苦痛ではなかった。
現地には17:20着 ミュンヘン空港はさすがにルフトハンザ機がいっぱい。
最初の宿泊地、マイエンフェルトまでは255km、約5時間のバス。
緯度が上のせいか、9時近くまで明るい。
宿はさっぱりした清潔なホテルで、幸先は良い。 あとは好天を祈るのみ。
2日目 2015年5月28日 マイエンフェルト・ディアポレッツア・サンモリッツ
朝食はアメリカンスタイルのブッフェ。
スイスなので、牛乳、ヨーグルト、チーズをたっぷりいただく。 後からの感想だが、昼・夕よりも朝食がどこも断然美味しかった。
ここマイエンフェルトは「アルプスの少女ハイジ」の街だ。泊まったホテルも「スイス ハイジホテル」。 祈りが通じたのか、今日は快晴だ。
ホテルはマイエンフェルト駅のすぐ近く。時間があったので散策に出る。
ちょうど駅に電車が入ってきた。コミュータトレインのようだが、スタイル、カラーとも美しい。 この後も次々とスイスの鉄道に出会ったり乗ったりするが、その素晴らしさに感激した。
マイエンフェルト駅はのどかな無人駅で日本と同じで「キオスク」がある。ただ値段は、例えばペットボトルの水が3スイスフラン(≒\417)とスーパーに比べて非常に高い。
マイエンフェルトの街を散策。
信号は殆ど無く、横断歩道では歩行者がいると車は必ず止まってくれる。 街中には例の「ハイジショップ」があったが、窓に描かれているのは、先程のホテルの看板と違って宮崎アニメの「ハイジ」だ。
そこには「ハイジの家」があり羊がおり、土産屋がある。私は余り興味が無かったが、旅行客には大ファンも多いと聞く。入場しなかったが、「ハイジの家」の入場料が7.8スイスフラン(≒\1,000)にはちょっとびっくり。 街から「ハイジの家」までの途中には「ハイジの泉」がある。
マイエンフェルト→サンモリッツ
マイエンフェルトから一路南下し、サンモリッツに向う。
途中、「ユリアーパス」という標高2284mの峠越えもあり、美しい風景が続く。
サンモリッツ(昼食)
サンモリッツに到着。サンモリッツ駅はサンモリッツ湖に面しており、「氷河特急」が停車している。 湖、駅が見えるレストランで昼食。まずは地ビールを味わう。初めてのスイスビールだが、好みの味だ。昼食メインはサーモン、脂ののりも良く「○」だ。
ディアボレッツアへ
昼食後、ベルニナ線、ベルニナ・ディアボレッツア駅へ向う。
駅の裏手にあるロープウェイ乗り場(2093m)からディアボレッツア展望台(2978m)まで上がる。 ゴンドラは107人乗り、900m近くを約10分で上がってしまう。
展望台付近は快晴、ベルニナ・アルプスの全てが綺麗に見える。 まだスキーも充分可能で、スキーヤーも多く見られた。
展望台は来る夏シーズンに向けて拡張工事中。資材運搬のヘリが麓と展望台を往復している。
ツアー添乗員の方が用意してくれた山々のメモと見比べると山々の名前がわかる。
展望台のレストランのウィンドウに写ったベルニナ・アルプス。湾曲しているので、パノラマ・ビューが楽しめる。
スイス国旗の赤と青空が良く映える。
山々の間には雪と違うグレーの氷河も見える。氷河は動く時に岩盤を削り微細な粒子を取り込むので、氷河が溶けてその水が流れ込んだ氷河湖はグレー色だ。
レーティッシュ鉄道ベルニナ線(ベルニナ・ディアボレッツア→サンモリッツ)
ベルニナ・ディアボレッツア駅でサンモリッツ行きの電車を待つ。今乗ってきたロープウェイ、107人乗りだがコンパクトに見える。
先に来たのはイタリア、ティラーノ行き。次に私たちが乗るサンモリッツ行きが来る。
新緑に赤の電車が映える。反対側には雪の残る山々が望め、景色は最高だ。
車内のテーブルには路線図がプリントしてある。 サンモリッツには「氷河特急」停車している。
サンモリッツの街を散策。
サンモリッツ湖、雪の山々と新緑が美しい。
夕食はサンモリッツ市内のレストランで。まずは地ビールをいただく。スイスの地ビールは口に合う。
メインはチキン。こちらではチキンはムネ肉であまりいただけない。
3日目 2015年5月29日 サンモリッツ~アンデルマット~サースフェー~ツェルマットへ
サンモリッツの宿、サーバス。木がふんだんに使ってあり、リビングがあって広い。1階は外にベランダもある。
チーズ、ハム、ミルクにパン、朝食が美味しい。
レーティッシュ鉄道、サンモリッツ~ティーフェンカステル間を乗車する。
座席は指定だったが、抽選でランドヴァッサー橋が見える側をゲット。
この線の駅はホームにオープンカフェらしき店もあり、情緒がある。
トンネルを抜けてすぐの長さ136メートル、高さは65メートルのランドヴァッサー橋。 世界文化遺産のアルブラ線のハイライトだ。
ティーフェンカステルからアンデルマットまではバスで向う。
途中のサービスエリアでは道中よく見かけたキャンピングカーが休んでいる。 サービスエリアで売っている何気ないサンドイッチが\1,000くらい。物価は高い。
アンデルマットの街中、お昼を予約しているレストランに向けて歩く。小さいながらこぎれいな街だ。
前菜は日本人好みの野菜サラダ、メインはポークにレシュティ(ジャガイモ)の付け合わせだ。味は悪くない。
アンデルマット駅近くでバスを待っていると「氷河特急」が踏切を通過。駅構内には可愛らしい機関車が。
フルカ峠を越えてサースフェーに向う予定が、落石があったらしく道路は封鎖。 やむなく途中の駅からカートレイン(鉄道)でトンネルを抜けることとなった。
カートレイン乗車の駅近く通りかかった羊毛らしきを運んでいる馬車。車よりも馬というエコな国だ。
カートレイン」なるものに初乗車? 前のキャンピングカーも人は乗ったままだ。
サースフェーに到着。周囲を山と氷河に囲まれた小さな村だ。高床式の穀物倉庫が多くあり、ネズミが倉庫に侵入しないように床と倉庫と小屋を支える柱の間に 円盤状の石(ネズミ返し)をはさんだヴァリス地方独特の造りだとのこと。 ここから晴天ならスイスの最高峰ドーム(4545m)が見えるのだが、この日は雲間にチラッと見えた。
今日からツェルマットで2連泊なのだが、ツェルマットは内燃機関の車は入れない。従って、我々はテーシュでバスを降り一駅シャトル列車でツェルマットに入る。
5月末はまだシーズン前、ツェルマットの街、メインストリートは観光客が少なく、のんびりしている。
街を流れるマッター・フィスパ川。氷河が溶けた水が流れ、ミルク色だ。この橋は通称「日本人橋」と呼ばれるらしい。大勢の日本人観光客が朝焼けのマッターホルンを早朝見に来るらしい。 今は夕刻だが見事にマッターホルンが見えている。晴天に感謝!
今日と明日のホテルは「アンタレス」。各部屋にベランダのついたこぎれいなホテルだ。そして、なんと部屋はマッターホルン・ビュウ。ベッドから寝ながらマッターホルンが見れる。シーズンに早く空いているからこんな部屋が取れたのだろうか? 超ラッキーだ。
ベランダからのマッターホルン。
夕食はホテルで地ビールからスタート。メインはビーフ、なかなか味もよい。
4日目 2015年5月30日 ツェルマット
ホテルからくっきりマッターホルンが見えて、今日も晴れ。ただし、朝焼けはなかった。
ホテルは川沿いに建つが、対岸にも多くのホテルが建つ。
ツェルマットは妙高高原と姉妹都市らしい。
ツェルマット駅からゴルナーグラート登山鉄道に乗り、ゴルナーグラート展望台へ。駅を出発するとすぐマッターホルンが見えている。こんな晴天続き、なんて幸運なのだろう。
線路脇を自転車を押しながら歩く人。
ゴルナーグラート登山鉄道はラック式で最急勾配は1000分の200とのこと。
途中駅で降りてハイキングをする人も。
終点のゴルナーグラート駅の上には3100クルムホテル・ゴルナーグラートがある。
ここから見るマッターホルンはツェルマットからとは姿が違う。
マッターホルンの左にはブライトホルン。黒く尖ったのはマッターホルン・グレッシャー・パラダイス。
左にはモンテ・ローザ(4634m)もくっきりと見えている。
昼食はマッターホルンの見えるレストランで。ソーセージ+マカロニ、普通でした。
帰路はフィンデルバッハ駅で途中下車し、ツェルマットの街までハイキング。もっと遅い時期だともう少し上の駅からのハイキングコースも可能だ。
ハイキングコースはよく整備され、迷うことはなさそうだ。途中の村にはしゃれたレストランが・・・
この季節の小さな花が咲いている。 ツェルマット近くは建設ラッシュ。ホテルもあれば自炊可能なアパート形式もあるとの事。空室アパートには連絡先の案内がある。
ツェルマットまで下りた後はフリータイム。
私たちは前もって調べておいたスネガ展望台へ。標高2288mのスネガ展望台へは、地下を走るケーブルカーでわずか3分。
展望台にはレストランもあり、ゆったり過ごせる。少し下にある湖(池?)から風が無ければ逆さマッターホルンを写真に収めることが出来る。
夕食はスイスでお約束のチーズフォンデュ。添乗員さんによると本場のチーズフォンデュは日本人観光客にはあまり評判が良くないらしい。確かにチーズに絡めて食べる黒パンがボソボソでおいしくない。最近のツアーではチーズフォンデュを前菜にしてメインは他に用意するという。今回のメインは魚料理。それが正解かもしれない。
5日目 2015年5月31日 ツェルマット~シャモニー~グリンデルワルトへ
この日も快晴。朝焼けのマッターホルンがホテルの部屋から正面に見えます。なんとラッキー
街のごみ置き場にもマッターホルンの絵が・・・
マッターホルンで命を落とした登山家の墓。
ツェルマットからシャトルでテーシュへ。シャモニーへ向う。交差点にもマッターホルンのモニュメント。
峠を越えて一路シャモニーへ。 シャモニーの街に入り山の方を見ると、モンブランが既に見えています。今日も晴天、ラッキーです。
昼食は評判のよい日本食レストラン「さつき」へ。 またまた地ビールでスタート。焼きシャケ定食、うまい。魚・ごはん・味噌汁、文句なし。ただし、外のメニューを見ると天ぷらと焼肉の定食が33ユーロ(≒\4,600)、すき焼き丼?が26ユーロ(≒\3,600)、円安もありすごい値段です。
街外れの乗り場からロープウェイを1回乗り継いで、3,842mのエギーユ・ドウ・ミディ展望台まで一気に2,800mを上る。どうやら展望台の天候は晴れ、やった! ロープウェイの中は欧米人やら東洋人やらで国際色豊か。
ロープウェイ乗継駅
次の山頂駅までは岩壁に沿って登るため、高度差1,470mもの間に支柱が1本も設置されていない。
山頂駅付近の急傾斜を上る登山者。ロープウェイは最後はほとんど垂直に昇る。
モンブラン(中央4,810m)。イタリア側に行くゴンドラもある。
登山客は専門の山岳ガイドを伴って登ってくる。岩壁はロッククライミングでよじ登る。
最上階の尖塔は工事中で上がれなかったが、ここからの眺めで充分。 モンブラン(雪見大福?)が晴天の中にはっきり見える。
スキー客も上ってきており、ここからの滑走はスリリングだろう。
シャモニーの街に迫らんばかりの氷河。ガスが晴れると2,800m下の街が良く見える。
グリンデルワルトへ
シャモニーからインターラーケンをかすめてグリンデルワルトに入る。 グリンデルワルトの街から目の前にアイガーの北壁が望める。
今夜のホテルはグリンデルワルト駅近くの「クロイツ&ポスト」。なかなかの部屋で、ベランダからはアイガーが目の前に。
夕食、前菜は葉っぱ系のサラダ。メインはポークのカツにパスタ。 部屋に帰るとアイガーが良く見え、明日も晴れの予感。
6日目 2015年6月1日 ユングフラウヨッホ
朝起きて、気になる天気は晴れ! このホテルでも朝食は文句なく美味しい。
今日は左下のグリンデルワルト駅から中ほど右のクライネシャイデックの分岐を上に、ユングフラウヨッホ駅(岩盤中の地下駅)まで行く。
駅には様々な電車が集合。鉄道ファンにはたまらない。
車窓にアイガーを見ながら出発。
急勾配をどんどん登る。ここでもラック式の第3軌条だ。
分岐点のクライネ・シャイデック駅に近づくと、順にアイガー、メンヒ、ユングフラウの山々がくっきり綺麗に見えている。
クライネ・シャイデック駅ではワインの小樽を首から吊るしたセントバーナードがお迎え。一緒に写真を撮るモデルだ。
ここで赤い電車に乗り換える。
1,400m上、終着駅上のスフィンクス展望台がはっきり見える。 途中から見下ろしたクライネ・シャイデック駅。勾配の様子がわかる。
数多くの登山家が命を落としたアイガー北壁が目の前に。あまりに絶壁のために雪がつかない部分も。そんな場所ではロープにぶら下がったまま夜明かしをするのだとか・・・ アイガーの登山ルート。
この鉄道の最大勾配は、250パーミルとのこと。 登山鉄道は途中からアイガーの岩盤中のトンネルへ入ってゆく。終点までの岩盤中に2駅あり、なんとそこから外が見られる。
終点のユングフラウヨッホ地下駅(3,454m)に到着。
駅からのトンネルを抜けると「スフィンクス展望台」までの高速エレベーターがある。3571mの展望台まで108mを一気に25秒で登る。ガラス張りの展望台から360°大パノラマが楽しめる。天気がよいので外のバルコニーに出る。
他のツアーグループがどんどん到着するので、私たちのグループは空いている「氷の宮殿」を抜け、雪原に出る。
快晴の雪原 アイガー、メンヒ、ユングフラウ三山、アレッチ氷河が間近に。
ユングフラウヨッホを堪能した後、帰りの鉄道でクライネ・シャイデックへ戻る。
途中の駅でインド人グループと行き会う。最近はインド人のツアーが多く、彼らにとってスイスはステータスシンボルとのこと。 帰路、女性車掌は検札のお返しにチョコを配ってくれた。
クライネ・シャイデックで昼食となった。メニューはアルペンマカロニ。 駅の脇に新田次郎の碑がある。「ここに眠る」とあるが、遺骨は入っていないようだ。
昼食後、クライネ・シャイデックから1駅分をハイキング。ようやく雪解けで歩けるようになったとのこと。 コースには初夏の花々が咲いている。
アルビグレンから再びユングフラウ鉄道でグリンデルワルトへ戻る。 次の電車が接近しているがスイスの鉄道のATCはどうなっているのだろうか。
グリンデルワルトからバーゼルへ
ホテルへの帰り道、鉄道模型ショップを発見。閉まっていた時刻だったので、幸い?買わずに済んだ。
バーゼルのホテルは「スイソテル・プラザ」。国際見本市会場近くのデラックスホテル。確かに部屋も良かった。
7日目 2015年6月2日 バーゼル~ザンクトガレン~ミュンヘン~帰国
「スイソテル・プラザ」の朝食も今までになく充実。ここでは市電、バスの交通網が充実しているようだ。
ザンクトガレンはスイス北東部の古くは城壁に囲まれた都市で、ユネスコの世界遺産に登録される大聖堂と修道院付属図書館がある。 面白いのは、上部が道路側に張り出している建物がある。
壁に絵が描かれた建物も・・・
大聖堂。 内部の装飾も素晴らしく、天井にも素晴らしい絵が・・・
これが修道院図書館の入口。
内部は撮影禁止なので写真はない。 蔵書の保存のためとのことだが、荷物はロッカーに預け、靴もその上からスリッパを履かされる。
ミュンヘンから帰国
ミュンヘン→羽田
帰路はANA NH-0218便21:25発
機材は往路と同じB-787。 バーゼルのホテルからWebチェックインでエコノミー最前列を確保。最前列ブロックは空いており、今回は窓側が空席だったので、よりゆったりと過ごせた。
8日目 2015年6月3日 羽田空港着
11時間半の飛行もそれほど苦にならず、15:30に羽田に着陸。 8日間晴天続きのスイス旅行を終えた。